はじめに

 ローカル環境でWikiを使うのも良いのですが、サーバを立ち上げなければならないのがちょっと面倒に感じています。Vimで動作可能なVikiのように、秀丸エディタでもテキストにリンクを作成しテキスト間を往来できたら、ちょっとだけ便利な気がします。

 私はすでにVimで動作可能なVikiで試したことがあるので、秀丸エディタでもこのような機能があれば、他のユーザも喜ぶのではないかと思いました。そこで、秀丸エディタでもVikiのようにテキスト間をリンクで往来できる"秀丸Wiki"を作ってみました。

 折角なので、WikiページをHTMLに変換してWebでも公開できるように、Markdownと組み合わせてHTMLファイルを生成するマクロも作りましたので、合わせて御覧下さい。

 なお、まだ秀丸エディタを1週間前から使用しはじめた初心者なので、なにかと至らないところもあるかと思います。なにか、アドバイスなどありましたら教えて下さいね。

動作環境

 私が動作確認を行った環境の情報です。

OS : Windows XP + SP2
ソフト	: 秀丸エディタ
動作確認バージョン: 7.09

ダウンロード

インストール

 上記圧縮ファイルをダウンロードし、解凍したフォルダ毎、必要な場所にコピーして下さい。マクロを秀丸に登録することで利用可能になります。wiki-jump.macはキー割り当てを行っておくと、テキスト間リンクのジャンプがスムーズに行えます。

  • wiki-jump.mac テキスト間リンクのジャンプ
  • markdown.mac markdwonを利用してHTMLファイルに変換します。
  • template.txt HTMLファイルの雛形です。
  • main.css CSSファイルです。

アンインストール

 フォルダ毎削除し、秀丸エディタのマクロ登録とキー割り当てを解除して下さい。

wiki-jump.macの使い方

1. [[WikiName]] と秀丸エディタで記述する。

2. カーソルを[[WikiName]] の中のWikiNameに合わす。

3. wiki-jump.mac を実行する。(キー割り当てが便利)

4. WikiName.txtファイルが開く。

※ [[index][ホーム]]と記述することで、HTML上ではindex.htmlファイルにリンクし、表示は"ホーム"と表示されます。

 deplaet用に作成しはじめたので、マクロ内に別の機能が存在しますが、将来的には削除します。ページのリンクのみの機能をお使い下さい。

HTML変換

 HTML変換は以下のリンクの記事を御覧下さい。

Markdownを利用したHTML変換マクロ

履歴

  • 2008-10-17 ver 0.1 公開
  • 2008-10-18 ver 0.2 マクロを入れる場所に空白の入っているとHTMLに変換できないバグを修正。
  • 2008-10-21 ver 0.3 wiki-jump.mac で空白の入っているページで新規フォルダを自動作成できないバグの修正。

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